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10 外反母趾について アーカイブ

2007年08月24日

外反母趾とは

ヒールの履き過ぎで外反母趾になったという話は良く聞きますが、では実際のところ外反母趾とはどういった病状の事をいうのでしょうか?

外反母趾とは親指が足の外側、つまり小指の方向へ曲がってしまう骨の病気で、ひどい場合は第2指(人差し指)、第3指(中指)の上に重なったり、下へもぐり込んだりしてしまう状態の事をいいます。


また外反母趾とは上記のように外形が変形してしまうだけでなく、母指の付け根の関節が脱臼して突出し、激しく痛むことがあるやっかいな病気です。

加えてその部分が靴などでこすられ、 皮膚が炎症を起こして化膿するようなことになると、うずいて夜も眠れなくなるほどの痛みが伴います。

この症状をバニオンといいます。


外反母趾の原因


このような外反母趾になる原因いったいどこにあるのでしょうか?

ひとつには現代人に歩く機会が減った事があげられています。また、おしゃればかりに優先順位がついてしまい、歩くことをよく考えた靴を履く事が少ないという事も関係しているのだと言われています。

従って外反母趾は、決して生まれつきのものではなく、後天的に変形させられてしまったものなのです。

確か に生まれつき外反母趾になりやすい足の骨格というのがあるようですが、これからも対応次第で正常な骨格に回復する事が出来るといいます。


本人の足はひどい外反母趾なのですが、痛みがないのをいいことに、歩くことに適している深めのひも靴などを頑として受け付けず、ヒールが5cm以上あるものや、細身のパンプス系を好まれる女性が沢山いらっしゃいます。

しかし、外反母趾は痛みがなくても変形はどんどん進んでいく進行性の疾患なのです。

この対応があなたの外反母趾を更にひどいものにしているのだという事を覚えておいてください。

外反母趾になる原因

外反母趾になる原因には、

@外反母趾になりやすい開張足(土踏まず部分の縦アーチに対して、足裏の指の付け根部分の横アーチが平らになった状態)の骨格を親から受け継ぐ場合

A先が細いハイヒールなどの靴を履くことによって外反母趾になる場合

B足のアーチを保つ結合組織が女性ホルモンの関係で弱くなりその結果アーチが低くなって開張足となり、 外反母趾を生じる場合

C慢性関節リウマチ、脳性小児マヒといった病気に伴って外反母趾が起こる場合

の4つが考えられます。


先端の細いハイヒールなど履いた経験もない子供たちの中にも外反母趾が見られるのは、@で述べた通り、もともと外反母趾を生じやすい足の骨格(開帳足)を持っているからだと言えます。

しかし、外反母趾そのものは後天的なものですので、そういった骨格であっても、その後の対応次第で正常に回復させる事が可能です。

ところがAのように後天的になってしまった場合はなかなか厄介です。

日本では下駄や草履を履いていた時代には、外反母趾が問題になることはありませんでした。

このような履物の問題と同時に、アスファルトなど現代の床や地面がとても硬くなったことが、足へ悪影響を及ぼし、外反母趾を起こす大きな原因となっているのです。


また、外反母趾の男女の発生比率は1対10で圧倒的に女性が多いとされています。

これは靴のせいだけではなく、Bで述べた女性ホルモンが関係しているのです。
女性が初潮を迎える13〜14歳頃と、閉経を迎える40歳代後半から 50歳代にかけてのこの2つの時期に外反母趾が非常に多く発生するといわれています。

そしてCのような病気が外反母趾を引き起こす事もあります。


このような様々な原因が関係している外反母趾ですが、やはり一番大きな原因としては開張足によって親指側の中足骨(指の骨から甲部分の骨との間にある並列した5本の骨のこと)が内反(内側に曲がる)することであると考えられています。

外反母趾の進行状況

なんとなく、足の形がいびつになったような・・・?

そう思っているうちにいつしか、重度の外反母趾になってしまったという方もいるのではないでしょうか?

外反母趾とはどの様に始まり、どのように進行するのか、ここでは考えてみたいと思います。


まず、母趾(親指)が他の4本の指と平行に曲がって(外反)くるのが第一の状態です。

その後、それらの指が脱臼し、ものすごい痛みに襲われます。この時の痛みは相当なもので、夜も眠れない程になる人が大半です。

ところが、脱臼が完了して、暫くたつと靴などの圧迫による痛みは残りますが、外反母趾そのものの痛みは消えてしまいます。つまり、靴を脱げばスッキリするのでついつい放置してしまう人が多いのです。

しかし、実はこの時期にも変形はどんどん進んでいるのです。


さらに外反母趾が進むと...


更に変形が進むと、外反母趾は今度は外側に反転し始めます。反転した母趾は第2趾(人差し指)の上に乗る場合が多く、母趾が上に乗って押された第2趾は靴との摩擦で生じたタコに悩まされることになるのです。

歩く時には母趾で地面をしっかりと蹴ることがとても重要なポイントですが、外反した母趾は地面を蹴る動作が出来ず、代わりに母趾の付け根で蹴ることになります。

このため、母趾の付け根には大きなタコが出来てしまいます。


このタコの痛みや母趾の痛みを避けるため に、歩く時はどうしても母趾側を浮かすので、足の外側に荷重がかかります。

これによって足の外側が変形すると同時に開張足がますますひどくなり、中足骨(指の骨から甲部分の骨との 間にある、並列した5本の骨)が一層広がってしまうのです。


以上が外反母趾の進行過程ですが、脱臼後、痛みが減った段階で変形がストップするようにきちんとした医師の指導のもとリハビリなどを始めることをお勧めします。

外反母趾になると

外反母趾になるとたしかに、足が変形していてかっこは悪い・・・けれど靴を履いていれば目立たないし、痛みもないから・・・と外反母趾になりつつある足をそのまま放置している人はいませんか?


また、販売職などの女性の中には、ヒールを履くのも仕事のうちだから外反母趾は当たり前と、この状況をかなり軽く見ている人も多いように思います。

けれど、この外反母趾が引き起こす様々な症状を考えれば、外反母趾を軽くみる事は決してしてはならない事です。


足は第2の心臓というくらい大切な部分なのです。

外反母趾になると足裏に適切な荷重分布が困難となり足に痛みが発生し、その痛い足を補う歩行になる為、姿勢が悪くなります。男女の共通の症状として上げられるのは、背骨の歪み、骨盤のずれによる頭痛・腰痛等があり、これらの状態が身体に様々な悪影響を引き起こします。


外反母趾をほっておくと...


また女性は、この外反母趾が原因で女性特有の悪い症状が浮き彫りになってしまうのです。

心臓より足先にまで回った血液は、足の歩行によりポンプのように心臓に押し戻されるのが通常ですが、外反母趾による痛みの為、十分に足を踏み切ることが出来ず、完全に血液が巡回しない場合、果たしてどうなるでしょうか?

このような場合、血液の循環が悪くなり、女性特有の症状、そう、冷え性に悩まされる可能性がとても高くなるのです。


外反母趾による冷え性・・・その結果、女性は数多くの症状を勃発させてしまいます。

それは生理痛や排卵日・オリモノ分布の不安定、不妊症、肌の衰え、ニキビ、シワ、シミ、加齢など、数えれば切りが無いほどあげられてしまうのです。

今後も美しく、若く健康でいたい女性たちは、たかが外反母趾!と侮ることは決してしてはなりません。その為にも早期的な治療を実践していく事がもっとも好ましいといえる訳です。

外反母趾の種類

一般的に外反母趾はその症状によって5つの種類に分類する事ができます。

詳しく見るとその病態はそれぞれはっきりと異なり、生活環境や歩き方の癖、その人の先天的(骨格的)特徴、あるいは病的要素などによって個人差が出てくるのです。

外反母趾はこの5種類に分類していかないと本当のことが分からないばかりか、良い治療効果をあげることができません。

自分が外反母趾と気付いたら、まず最初にどのパターンにあてはまるか照らし合わせて下さい。


外反母趾の5種類のパターン

@ 靭帯性外反母趾
足先の横幅(横アーチ)を支えている横中足靭帯(中足関節)が伸びたり、緩んでしまい親指が小指側に曲がるもの。


A 仮骨性外反母趾
親指の付け根の骨だけが異常に出っ張り、曲がったように見えるもの。


B 混合性外反母趾
靭帯性外反母趾と仮骨性外反母趾が合併したもの


C ハンマートゥ性外反母趾
生まれつき指がハンマーのように縮こまっていたり、上を向きすぎていたりする要素がある人に起こりやすいもの。


D 病変性外反母趾
病的要素(リュウマチ、へバーデン結節)や事故、ケガが加わり著しい変形や脱臼を伴っているもの。


子供の外反母趾

「うちの子、足が曲がっているようなのですが・・・外反母趾ですか?」

「子供の足の形が変なので、外反母趾防止グッズを購入しました。」

5歳にも満たない子供を捕まえて、そうあせるお母さんたちがいらっしゃいます。

幼児(10歳以下の子供)の外反母趾は、非常に珍しいものです。


そのため、お母様の個人的なシロウト判断ではなく、まずは専門家の正しい診断が大切になります。

成長段階の子供の足は、どこかいびつな場合があるのがほとんどです。

それなのに、ひどく神経質にそれを気にして、足に合わない靴を無理やり履かせてみたり、
矯正グッズをむやみに使用したのであっては、それでは昔の中国で行った纏足(テンソク)と、なんら変わりがありません。これではよけい足の形を悪くしてしまう可能性も充分にあります。


外反母趾の子供?


10歳以下の子供には、靴による外反母趾はほとんどなく、親指が本当に曲がっているとすれば、症候性の外反母趾といって、なにか別の病気による外反母趾をまず考えなければなりません。

この場合、一番多いのは先天性の奇形です。但しその場合には、足の指の変形だけではなく、他の骨格も奇形を伴っていることが多く、生まれたときから多かれ少なかれ変形があることが特徴です。


また、脳性小児麻痺など、筋肉の麻痺を起こす病気では、その結果として、外反母趾を起こすことがあります。

いずれにしても専門的な診断と治療が必要ですので、子供の足に異常を感じるのであれば、シロウト判断や治療はせずに、すぐに整形外科などで診断してもらうようにしましょう。

初めての子育てで少しの異常も、とても気になってしまうお母さん

それも愛情ゆえの出来事なので仕方のない事ですが、あくまでも誤った判断をしないよう注意してくださいね。

外反母趾で大根足に

外反母趾は筋肉の衰え、冷え性、内臓の衰えなど様々な病気を運んでくる原因のひとつと言われていますが、女性がもっとも気にするプロポーションにもひどく悪影響を及ぼしてしまうものとなっています。

脚が太くなる大きな原因のひとつに足裏の不安定があげられます。

特に外反母趾を患っていたり、知らず知らずのうちに指上げ歩き(足指が地面に接地しない歩き方)を続けていると足指がどんどん衰え、歩く時つまづかないようにと無意識のうちに足先を上げるとか、足指を縮こませるような悪い癖が自然と身についてしまうのです。


この歩き方は「力学的」に、すね、ふくらはぎへ余分な負担をかけ、さらに蹴り出す時足先は外方向へ流れ、筋肉も外側にはみ出したように発達してしまいます。

そして筋肉は疲労を防ぐ作用も働き、脂肪も蓄積し、ひどい人の場合は力こぶのようにすねとふくらはぎの筋肉が盛り上がっています。

これではどんなにダイエットに励んでもエステティックサロンで足のマッサージケアを施しても、きれいな足をキープしておくことは不可能です。

少しでも足をきれいに見せたいとヒールの高い靴ばかりはいていた結果、外反母趾を患って、ますます太く、醜いコンプレックスだらけの足になってしまうのはこのうえなく皮肉なものですね。


また、最近の若い女性は、身体の割りに足が太いとも言われています。

これは外反母趾に限らず、指上げ歩きなどの悪い歩き方が身についているせいです。

きれいなプロポーションを保ちたいと思うのなら、まずは外反母趾をきちんと治療し、きちんとした歩き方を心がけてください。

つらいダイエットや足やせ器具にお金を掛けるより、その方が数倍もふくらはぎを細くする効果が高まるのです。

ウォーキングで不健康?

足は心臓からもっとも遠い場所。
血液やリンパも停滞しやすく、老廃物もたまりやすい場所です。「歩く」という運動は、下半身に停滞した血液や老廃物を、上に流すポンプの役割をしてくれるので、 健康を維持する上でも、非常に大切な役割を果たします。


日本のウォーキング人口は、4,000万人ともいわれています。

有酸素運動の代表としてウォーキングが健康にいい、と認知されていますし、「健康のために、歩くようにしてください」と、お医者さんに言われた方も多いのではないでしょうか。


ところが、この歩くという行為も、正しい歩き方をしていればこその効果です。

正しい歩き方を知らずにただ闇雲に歩くのであっては、逆に健康を害してしまうこともあるのです。

現代人の歩き方は重心の位置が外側寄りになっていたり、足上げ歩きになっているケースがほとんどです。

これで、どんどんウォーキングをすれば外反母趾やO脚の原因になってしまうのは無理もありませんね。


あなたの身体はどうですか?

きちんとバランスが取れた歩き方をしていますか? ためしに目かくしをして、まっすぐ歩いてみてください。目かくしをして、その場で足踏みをしたら、斜めの方角に進んでいたなんてことはないですか?

ハンドルが左に取られないように、ちゃんとハンドルを握って自転車に乗るように、 私たちの身体も、行きたい方向に進むように、身体のハンドルをしっかり握っていかなければなりません。

そのハンドルの役目、それこそが正しい歩き方、正しい足のつけ方なのですね。まずは正しい歩き方を身につける事、それから始めて身体の為のウォーキングを始めるようにしてください。

外反母趾の再発

外反母趾に限らず、手術には不安はつきものですよね。
「外反母趾の手術を受ける事にしたけど本当に完治するのかしら?」
そう悩む方も実に大勢いると思います。

そこで、ある先生に質問してみると、

「結論から言うと、再発する可能性は無くはありません。 外反母趾は、健康な人でも外反母趾が始まると、次第に進んでゆく病気です。だから外反母趾手術後は靴などに充分注意をする事が大切ですね。

再発より外反母趾の矯正のしすぎも気を付けて下さい。私の考えでは、絶対に再発しないようにと考えるよりも、外反母趾手術は腹八分目、軽めに行い整形靴で対処した方が良いと思います。」

との、お答えでした。


また、外反母趾手術をすれば普通の靴が履けるようになりますか?という質問には、

「外反母趾手術前よりは履けますけど、普通通りにとは難しいところです。
外反母趾の手術後でも長く歩くためには整形靴をお勧めします。おしゃれ靴はなるべく短い時間にしましょう。」

とのお話でした。

後々のことを考えたら、外反母趾の手術後は、履く靴に十分気を付ける必要があるようです。

特に外反母趾の手術後は、手術した部分の組織が安定するまで2〜3週間はかかります。

その間は、外反母趾が再発する危険があるので、歩行や体重をかけて歩かないようにすることが必要です。

結論から言えば、外反母趾はできものを取るかの様に、手術さえすればそれでいい、というものではないという事になります。再発しない為の十分なケア、それが何よりも大切なのです。

2007年08月30日

外反母趾かな?と思ったら

最近なんとなく、足の指が痛い、親指の付け根がズキズキする・・・
こんな症状が続くと

「もしかして外反母趾?」

と疑う気持ちを持つ事は誰しもあるのではないでしょうか?

けれど、雑誌や医学書で見る外反母趾の症例のようなあきらかな変形が見られないと、

「きっとちょっと足が疲れているのね・・・こんな事で病院にいく事もないか」

と、そのままにされてしまう方も多いことでしょう。


外反母趾と診断するためには、お医者さんでは、まず親指が曲がっている角度を測ります。

具体的には体重をかけた状態で足のレントゲンをとって、親指の骨の曲がった角度が15度以上だったら外反母趾と診断するのです。


ですので、ここでは家庭で簡単にできる「外反母趾度チェック」を紹介しましょう。


@白い紙を用意する

Aその上に自分の足をのせて立つ
※できればできるだけ体重をかけた状態で、親指の付け根を中心に足の前と後ろに定規を当てて線をひきます。

B分度器で、親指が曲がっている角度を測る。


以上です。

実際にはこれは骨の角度より大げさに出ますので正確ではないですが、これで、もし15度以上、もしくはそれ近くだった場合は、一度お医者さんにかかって正確な角度を測ってもらうべきかと思います。

2007年09月11日

外反母趾は遺伝する?

「母親も姉も妹もみんな外反母趾です。外反母趾は遺伝するのですか?」

こういった質問は大変多く、耳にします。

たしかに、母親や祖母などの親類関係に外反母趾が多い場合、その子供世代にも外反母趾が発生する率は多いようです。そうなると外反母趾はやはり、遺伝的な疾患のひとつなのでしょうか?


実際のところ外反母趾は医学的に厳密な意味での遺伝性疾患ではありません。

ですが、骨格の特徴は遺伝するので、母親が外反母趾になりやすい骨格をしているのであれば、その子どもも外反母趾になりやすい身体的特徴が受け継がれるといえます。

しかし血液型のように、明らかには遺伝するものではありません。

原因は遺伝的な体質と、靴や筋肉のアンバランス、運動不足など環境因子が半々です。

親御さんが外反母趾の場合には、特にお子さんの靴に気を付けた方が良いでしょう。


男性も外反母趾?


若年性外反母趾といって、18歳以前のハイヒールをはかない時期に起こる外反母趾は遺伝性(骨格の遺伝性)の影響がもっとも強いようです。

女性だけでなく男性にも身体的特徴が受け継がれますが、男性であると外反母趾になりにくい性質の方がまさり、骨格の形状は似ていても外反母趾にはなりにくいようです。

通常でも男性1人に対して女性の外反母趾は10人といわれていますから、母親が外反母趾であってもその息子にまで影響が及ぶ事はとても少ないといえそうです。


外反母趾のつらさを経験しているお母さん、おばあちゃんは、その娘や孫にまで危害が及ばないよう、外反母趾になりやすい体格という事を常に頭にいれ、子供の靴や歩き方などを充分に注意してあげる事が大切です。


外反母趾は生活習慣が及ぼす病気とも言われています。

早いうちから正しい歩行などを身につける事で、たとえ親が外反母趾であっても、子供をそれから守る事は充分可能となるのです。

2007年09月13日

外反母趾を招く歩き方

よく若い女性に見られる足の変化に「指上げ歩き」があげられます。

これは、指先を上げ、また足指を縮こまらせ、足指が地面に接地しない歩き方で、逆に指を浮かせて指の付け根で歩いてしまう歩き方のことです。

この歩き方自体が外反母趾へと発展するのではありませんが、問題なのは指上げ歩きをしているほとんどの人が自分の悪い歩き方に気付いていないという点なのです。


自分の足の異常や悪い歩き方を自分ではなかなかチェックしたり、自覚することができません。

なぜなら見本となる健康な足や足型、それにしっかりした歩き方等を見たり、参考にする機会がないからなのです。

この歩き方を続けていれば、衝撃を多く受けてしまい、次第に骨だけが出っ張る「仮骨性外反母趾」になっていきます。

指上げ歩きは日々の生活の中で地面からの「過剰な衝撃」をより多く蓄積し、X線には写らない過労性の骨破壊を引き起こしてしまうことになり、やがて限界を超えた時、痛みとなって現れます。


歩き方からくる多くの障害


今、若い女性に起こっている「変形性膝関節症」、「腰椎ヘルニア」、「脊髄分離症やすべり症」、「変形性頚椎症」と呼ばれる障害や頭痛・肩こりの根本原因も、この指上げ歩きによるクッション作用の著しい低下が原因だったのです。

指上げ歩きは身体の重心をかかとに移動させ、身体を不安定にしてしまっているのです。


では、外反母趾を含め様々な足からくる疾病を防ぐ歩き方とはどのようなものでしょうか?

正しい歩き方とは、まず踵を地面に着けて、足の裏全体を地面に着け、つぎに足の指で地面を蹴って進むやりかたを言います。

ファッションモデルの訓練などでハイヒールを履いて行う歩き方教室などは健康のためではなくファッションのためのものであり、これらは身体にとっては正しい歩き方ではありません。

女性でも大股で歩くのが健康的です。

健康に良い靴を履いてから正しく歩きましょう。

ファション性の高い靴を履いて健康に良い歩き方はできません。

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