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20 外反母趾の治療法 アーカイブ

2007年08月24日

外反母趾の改善方法

外反母趾は「保存療法」で対処することをお勧めします。

これは数ヶ月から一年と時間はかかりますが、人間の治癒能力を生かした、より自然な治療方法です。

大半の外反母趾はこの「保存療法」でかなりの改善が出来るといわれています。

外反母趾の「保存療法」は、@足の運動、A歩き方を変える、B装具を使う、C靴を変えるの4点からなります。


@足の運動
1)じゃんけんのパーのように足の指を大きく広げる運動、骨と骨との間の靭帯を強化し、横アーチを形成するのに有効な運動です。

 2)足の指でタオルなどをつまみ上げる運動、つまみ上げる時に中足骨が丸い橋の形になって、足底にくぼみが出来ます。これも横アーチの形成に有効です。
 この二つの運動を数分間でもいいから毎日続けるのが効果的です。


A歩き方を変える
 かかとからしっかり着地し、そのかかとに体重を乗せることで前足部への負担を軽くするのがポイントです。


B装具を使う
 足の横のアーチ形成を助ける中足骨パッドを靴に装着するのが適切です。
ただし、信頼出来る補正技術を持った人に依頼することが大事です。
外反母趾の初期段階なら、足の指の間にガーゼなどを挟む方法も良いでしょう。


C靴を変える
これも非常に大切なことで、鼻緒のあるサンダルなどがもっとも効果的なのですが、仕事履きではそうもいかないと思います。
ですので、母趾が外側に曲がらないような、出来るだけ内側にふくらんでいるような靴、ヒールの高さが3センチ以下の靴を選ぶことが大切です。


以上が外反母趾の「保存療法」です。どれもそんなに難しいことではありません。
根気良く続けることがコツで す。

外反母趾治療の靴選びのポイント

靴による保存療法は、外反母趾を予防する靴が、保存療法の靴の基本になります。その上で外反母趾による痛みを靴で治療するのです。

良くある事ですが、外反母趾で親指の付け根が靴に当たって痛いからといって、ただ幅の広い靴を買うのは間違いです。

一時的には、痛みが減りますが、長期的に見ると、かえって変形を強くしてしまいます。
痛くないと、油断して、足が広がってしまい、外反母趾がひどくなることも、少なくないのです。


外反母趾を治療する靴は、次のポイントを兼ね備えていなければなりません。

@ 外反母趾を予防する靴としての、基本的な条件に合っている。
A 痛い場所が押されないように改良されている。
B 中足骨頭の中枢部で中足骨が横に広がらないように、横アーチ、縦アーチが下がらないように、しっかり支持されている。


外反母趾用の靴はどこで購入する?


では、実際、このような靴をどこで購入すればよいのでしょうか?

シロウト目でみたのであっては、果たしてその靴が本当に適切であるのか否かの判断はつきかねません。

そんな場合、大型靴店や医療用の靴屋さん、外反母趾用の靴の専門店などで相談をしながら購入するのがもっとも好ましいといえます。

この場合、たいていの店舗では、素足になって各自のフットプリントを採ってくれます。

このデータからあなたの足の特徴、サイズ、足裏の圧のかかり具合が分かるのです。


また特殊な器具を使って骨盤が水平かどうかなども調べ、左右の脚の長さの違いなどを測定し、足部や膝、腰に負担が掛かからない最適な靴を選んでくれます。

また、それでもしっくりしたものがない場合はお値段は多少かかりますが、あなた専用の靴をオーダーする方法も取れますので、試してみるのも良いでしょう。

外反母趾治療靴を自分で選ぶ方法

外反母趾を治療するための靴を購入したいが、近くになかなか専門店がない...

そのような場合、どうしたらよいのでしょうか?

それにはまず、足の親指が曲がっていないと仮定して、合った靴をご自身で探す事が大切です。
靴の専門店で足を計測してもらい、合うはずの靴を出してもらいましょう。その時に、足の親指の付け根が十分覆われ、親指の付け根の部分に縫い目や縁がこない靴を頼んでください。

外反母趾の人は、痛くない靴を選ぶと必ず広すぎる靴になりますし、本来の足に合った靴を選べば親指の付け根が当たって痛みます。

そこで、本来の足に合った靴が見つかったら、親指の付け根の出っぱりに当たる部位で靴の革を伸ばし、膨らませます。これには、以下の三つの方法があります。


@ 買った靴屋で、親指の付け根が当たるところを球環挟(きゅうかんばさみ)またはシュースプレッダーという、「やっとこ」の大きな形をした器具で押し広げてもらいます。
しっかりと、当たる部分をよく確認して広げてもらいます。


A シューストレッチャーを使って靴を広げます。シューストレッチャーは、靴の中に木型を入れて、バネやねじの力で靴の中から革を広げ、靴の型くずれを防ぐ器具です。
この木型の、指の付け根に相当する部位に、孔を開け、ダボと呼ばれる、半球型の木製の出っぱりをはめ込み、シューストレッチャーを靴に入れ、ねじで広げると、ダボが革を押し広げます。


B 革の軟化剤のスプレーです。靴を球環挟やシューストレッチャーで膨らませても、足の出っぱりとは微妙に違います。
ですから、最後は、外反母趾を考えて自分の足に合わせるしかありません。
靴をはいた上から当たる部分にスプレーすると、体温で暖められた革が、足に合わせて伸びてきます。そうすれば、足に靴がぴったり合うのです。

外反母趾の治療器具・・・痛みを和らげるグッズ

外反母趾の装具療法は、痛みをやわらげるパッチなどのグッズ、矯正用装具、足底板の三つに大別されます。

最近は、痛みをやわらげるいろいろなフットケア用品が市販されています。

外反母趾用として売り出されている商品はもちろんのこと、タコや、魚の目のためのスポンジやシリコンラバーでできたドーナツ状のクッションなどでも、外反母趾に使用する事が可能です。

この場合、これらのグッズを使用するのなら、親指の付け根の出っぱり部分に貼りつけるのがもっとも効果的です。


外反母趾でクッションが使われるのは、親指の付け根の内側の出っぱり部分だけでなく、変形を起こした指の第2関節の背側、内反小趾の小指の爪の外側、付け根の外側などにも利用した方が良いでしょう。

それらの部分に使用するクッションやパッチなどの商品はそれぞれ特殊な形をしたり、材質に工夫を凝らしたりした状態で様々なショップなどで多様に販売されています。自分の状態に応じて適切なグッズを購入しるようにしてください。

こういったグッスを使用する事でかなり外反母趾の状態が緩和される筈です。


ただし、こういったグッズを使用する場合、靴を広げておかないとクッションを当てた分だけ靴がきつくなり、かえって痛みが増します。

そのため、これらのグッズを使うときには靴のゆとりに十分気をつけてください。

足底板でも同じですが、靴の中に入れて使うときには、きついとかえって痛みが増してしまい、外反母趾をひどくしてしまう場合がありますので、日常、靴をはく際、なんらかのグッズを用いるのなら、それらの器具を装着した状態で、靴屋さんでも靴選びをする方が賢明ですね。

外反母趾の治療器具・・・矯正用装具

外反母趾の矯正用装具として、靴の中に入る装具も、いろいろ市販されています。

多くは伸縮性ベルトで、親指を親指の付け根の内側に向けて引っ張る装具です。

しかし、これには致命的ともいえる、欠点があります。

一つは伸縮性ベルトの矯正力が弱く、靴の圧迫力や体重、筋力に対抗するにはほど遠い矯正力しか、発揮できないことです。


二つ目は、伸縮性ベルトの牽引方向が、親指と平行に近いので、矯正力となる横方向に働く力が小さいことです。

そのため、十分な矯正力を得ようとすると、過大な軸圧が付け根の関節にかかってしまいます。

外反母趾が進行する靴を履いて歩行する間にも、矯正力を維持しよう、という考えはいいのですが、現実には靴の中ではほとんど役立っていません。

またこの装具を使って満足し、ハイヒールを履き続けて外反母趾をひどくする人が多くいるので、注意が必要です。


また、最近では、いわゆる開張足、横アーチの破綻が外反母趾の原因であるという事から中足部を広がらないように締め付ける、サポーターを追加した装具が出回っています。

この装具も椅子に座っている分には、広がった足がせばまりスマートになります。

しかし、立って、足に体重をかければすぐに広がってしまい、効果があまりありません。

広がらないほどのサポーターを履けばあっという間に足先がむくんでしまいます。

もちろん、非伸縮性のベルトで締めれば、荷重をかけても広がらず効果的です。

しかし、幅の狭いきつい靴を履くのと同じことですから、長時間つけるのは辛いことです。


また伸縮性のサポーターは、サポーターや装具に使われている材質の伸縮性が、簡単に手で伸ばせる程度ですから、体重に抵抗して、足の幅を維持する効果はあまり期待できません。

いずれにしても、外反母趾では足の親指の付け根の内側が靴に当たって炎症を起こし痛いので、足の幅を抑えるのに一番効果的な指の付け根を押さえることができません。

外反母趾の治療器具・・・足底板

外反母趾の人は、足の縦、横のアーチが崩れ、扁平足、開張足になります。

またその逆もあります。つまり外反母趾が扁平足、開張足の原因となり、また扁平足、開張足が外反母趾を悪化させるということです。

したがって、外反母趾の人に扁平足、開張足の症状が起これば、対症的にも治療する必要が出てきます。

そのための足底板、足底挿板と呼ばれる足の下に敷く装具があります。


全体として、内側、外側に傾斜をつけて下肢の荷重軸を変えたり、部分的に盛り上げて足を押し上げたり、逆に一部を凹ませて圧迫を減らしたりします。

気をつけなくてはならないのは、靴の大きさと深さです。大きすぎる靴を買ってしまったとき、中敷きを敷いてサイズを調節します。

この中敷きと同じように足底板を靴に入れると靴は小さくなり、きつくて痛む原因になります。足底板は、簡単な構造なので安易な治療法に思えます。

しかし、体重の反力を利用した治療器具ですから体重と同じ強い力で矯正するので、調節は微妙で細心の注意を必要とします。


すべての靴に足底版を


これらの足底板を使用する場合はやはり靴と合わせての注文が一番理想的な方法となるでしょう。

但し、どんな場面でも常に同じ靴を履いているという訳にもいきません。

ゴルフに参加するのであれば、ゴルフ用の、会社に行くのであれば会社用の、休日は休日用の靴を、たとえ外反母趾をわずらっていても履きたいのが通常の思いです。

その場合は、今まではスペースがなく、足底板が装着できなかった靴にも装着可能な薄型タイプの足底板なども現在では発売されており、パンプス、スニーカー、ゴルフシューズ、ビジネスシューズと幅広く活用できるとの事です。


またこのタイプであれば靴下の中に入れて、室内用としても使用する事もできますので、自分にあったものを一つ常備しておくととても便利ですね。

外反母趾の治療・・・運動療法

外反母趾治療のための運動療法は、本来その関節を動かす筋肉で関節を動かす自動運動と、それ以外の筋肉や器具、理学療法士など他人の力で関節を動かす他動運動があります。

いずれの運動でも関節の運動になりますが、他動運動では筋肉の力は増えません。

運動療法で重要なのは、親指のつけねの関節の外反位での拘縮の予防と除去、それに母趾外転筋の筋力強化です。


最も簡単な拘縮の治療は、自分の手で足の親指を内側に曲げてやることです。ひどくなると親指は、外側に曲がるばかりでなく、内旋(ないせん)といって爪が内側を向く方向に、ねじれてしまいます。

ですから、親指を内側に曲げると同時に外旋、爪が上を向くようにねじってください。


最初はリズミカルに痛くない程度にくり返して、準備運動にします。

次に力を入れて、親指をなるべく元の位置に戻し、耐えられる限度の痛みの半分ぐらいの力で5秒間、矯正位を保持してください。


外反母趾の体操 ホーマン体操

また、その他の方法としてホーマン体操という、外反母趾にとても有効であると有名な体操があるのでご紹介致します。


普通の紐でもよいのですが、できれば幅の広いゴムバンドを用意してください。両方の足の親指にかけるので、あまり小さくては指が入りませんが、あまり大きすぎると外れてしまいます。

指を輸の中に入れたとき、間が2〜3cm程度になる大きさが適当です。

用意ができたら、床に足を投げだして座ってください。両足の内側を合わせ、用意したゴムバンドを両方の足の親指にかけます。

踵を合わせたまま支点にして、足先を外側に回します。ゴムバンドが伸びて、親指を内側に引っ張るので指は内反して、矯正位に近づきます。

5〜10秒、この位置を保った後に足を戻して、ゴムバンドをゆるめます。


これを1クール30回、一日3クール行います。立って歩くだけで進行する外反母趾を少しでも食い止めるには、この運動を、毎日続けることが肝心です。

外反母趾の治療・・・薬物療法

外反母趾の治療のための薬物療法には外用、内服、注射があります。

しかし、これで外反母趾が治るわけではありません。対症療法といって痛みを抑えるだけの治療法です。

そう聞くと

「なんだ・・じゃ薬を使っても意味がないのでは?」

と、思う方も多いかもしれません。
ですが、外反母趾で親指の付け根が靴に当たると、圧迫されて痛いばかりでなく、炎症を起こし腫れて赤くなります。炎症を起こすと痛みは何倍にもなるので、薬で炎症を鎮めてやる必要があります。


薬物療法の種類

外反母趾の薬物療法の中でもっとも良く用いられるのは外用薬です。

外用薬には、塗り薬と湿布剤があります。塗り薬は有効成分を溶かし込んでいる基剤によって軟膏とクリームに大別されます。

軟膏の方が皮膚に対する刺激性が少なく、クリームの方が皮膚への浸透性に優れべとつきません。


湿布剤にも、冷湿布剤と温湿布剤の二種類があります。

湿布剤を使うのであれば、冷湿布剤でも温湿布剤でも効果は同じなので、気持ちがよく好きな方を使ってください。

塗り薬は、靴を履いたり歩いたりしても邪魔になりませんが、理想的には、一日6回ぐらいは塗らないと効果は持続しません。

その点、貼り薬は、貼っておけぱ一日ぐらい効果が持続します。
しかし、違和感があって歩いたり、靴を履くのにはもう一つです。賛沢がいえるなら、靴をはいて歩く昼間は塗り薬、寝ている問は湿布剤がよいようです。


飲み薬は、原則として使わない方がいいのですが、炎症が強く、痛みが外用薬だけでは止まらない場合には期間を限って使ったほうがいいでしょう。


また注射は、ごくまれに親指の付け根の内側を押すとジンジン指先に痛みが感じることがあるときにステロイド系の局所注射をすることがありますが、例外的なことです。

外反母趾の治療・・・手術療法

外反母趾の治療において保存療法をやっても改善がみられない場合、または、変形が強くて普通の靴を履けない場合には手術をすることになります。

外反母趾の手術は、手術の一ヶ月程度前に外来を受診して、手術を受ける意志を確認します。

この時に手術を受ける日を決め、外反母趾の手術法の簡単な説明と、麻酔法の説明や注意事項を受けます。

また看護士からも、入院に必要なもの、手続きや書類などの説明を受けるのが一般的な流れでしょう。


外反母趾の手術自体は、片足を行うのも、両足1度に行うのも支障はありません。

両足の場合は、麻酔は1回で済みますし、入院や治る期間も少しは長くなりますが倍にはなりません。

また、痛さのも倍にはならないので、2回痛い思いをするよりよいでしょう。ただ、手術後2、3週間の不自由さは大きく違います。


外反母趾の手術後


片足ずつ手術するならば、外反母趾の手術の翌日から松葉杖で、歩行が開始できます。

手術しない方の足で、体重を支えられますから、松葉杖をつけば、歩くのにさほどの支障はありません。

手術した方の足も、踵はついて構わないので、松葉杖をついて歩くのにさほどの練習はいりません。


両足だとそうはいきません。
手術の歩行の時、どちらかの足が一方の足を助ける、というわけにはいかないので、両方とも踵だけで立つことになります。

踵だけついて足先を持ち上げるというのは、結構疲れて大変ですし、重心が後ろに行ってしまい、松葉杖をついたとしても最初は立つことさえ、おぼつかないのです。

そのために両足を一度に手術するなら術後2、3週間入院するか、自宅で介助してくれる人が必要になるでしょう。

外反母趾の治療・・・手術後の傷跡

外反母趾が治ったら、かわいいサンダルやヒールを履いて、ペティギアのおしゃれを楽しみたい。

手術が決定したのであれば、その後は治った時の夢を思い描くのはとても良い事です。

ですが、残念な事に手術をして外反母趾は治っても、あなたの足が外反母趾になる前のきれいな足に戻るとは言い切れません。


外反母趾の手術の傷痕は一人一人違います。

一年もしないうちに、どこを切ったのかなと解らなくなるぐらいきれいに回復する場合から、ケロイドになって何年も跡が残る場合もあります。

この結果はその人の体質のよって様々で、それは、手術をしてみなければ分らないとしかいいようがありません。


もともと、簡単な擦り傷や切り傷の痕が盛り上がったり、色素が沈着して黒ずむ人は、それだけ傷も残りやすいタイプですので、術後きれいに跡が消える事はあまり期待しない方が賢明です。


傷跡は根気良く!


いずれにしても、外反母趾の手術後6ヶ月頃が一番、傷痕の目立つ頃です。

この後、少しずつ傷跡は薄くなっていき、手術後三年ぐらいまでは改善していきます。


傷痕がケロイドになってしまった場合には、絆創膏や医療用のスポンジで盛り上がったケロイドを押さえる方法もあります。

傷痕が広がるのがいやな人は抜糸が済んだ後も、2、3ヶ月サージカルテープという刺激性の少ない絆創膏で傷痕をカバーするといいでしょう。


こういった傷跡に対しては、医者の了見などでもかなり食い違ってくる可能性がありますので、出来るだけ傷跡を残したくないと考えている場合は、事前にその旨を充分に医師に伝え、できる限りの対処をお願いしておいた方が良いでしょう。


また傷跡が残ってしまったと悲しむよりもつらい外反母趾から開放された喜びを重要視しメンタル面でも明るさを持つ事が大切です。

外反母趾を防ぐ正しい歩き方

外反母趾を防ぐ正しい歩き方とは

■かかとの高いハイヒールをやめる
■「指上げ歩き」をしない
■踵を地面に着けて、足の裏全体を地面につけて歩く。
■大股で歩く

外反母趾を防ぐ為のある程度の歩き方は皆さんもお解かり頂けたと思います。

では、実際、それらをどのようにして実践していけばいいのか、ここでは具体的な方法をご紹介いたしましょう。


@かかとからだけ着地するのではなく、(かかと)、(小指の付け根)、(親指)の3点が同時に着地して受け身が取れるように意識して歩く。                        
例:踵50%、小指の付け根25%、親指25%、
※前後のバランスを整える効果が上がります。


A歩幅は無理に大きくするのではなく、3点歩行ができるスピードで自分に合った歩幅を覚え、一直線上を体が揺れないように歩く。
※左右のバランスを整える効果があがります。


B膝を伸ばし切って歩くのではなく、膝を上げて、上下リズミカルに歩く。
特に膝を伸ばし、かかとから着地すると膝を痛めるので注意する。
(膝の障害を起こす人が激増)歩行運動の中心は膝。
※上下のバランスを整える効果があがります。


C専用靴下やテーピングで足裏のバランスを整え、足指を地面に接地させて歩き、衝撃とねじれが身体に伝わらないようにする。
※過剰な衝撃と必要以上のねじれを吸収する効果があがります。


D足に合ったよい靴を選ぶ。特に衝撃とねじれを吸収する構造になっている靴で早歩きする。
※歩行条件・足の安定を守る効果があり、運動能力が高まります。

ストッキングで外反母趾?

OL生活を送っていれば、否が応でも毎日着用しなければならないのがストッキングです。

会社の中には女子社員のストッキング着用を義務付けているところも多くあり、サラリーマンにはネクタイ、OLにはストッキングがもはや常識と捉えられているのかもしれません。

ところが、このストッキングの着用で外反母趾になる恐れがあるとしたらあなたはどう思いますか?

「えっ そんなにストッキングは硬いものでもないし・・・」

まずはそういった声が聞こえる事と思います。実際、手で伸ばそうと思えば簡単に伸びるストッキングは、靴ほど足に悪影響があるとは思えないかもしれません。


ストッキングの落とし穴


しかし弱い力でも長時間締め付け続ければ、足の変形を招くのは確かなことなのです。
サポートタイプのストッキングで指先を締め付ける力が強いものは、避けた方がよいでしょう。
よく聞く言葉に

「通勤ではハイヒールを履いているけれど、社内ではサンダル履きなので外反母趾にはならないはず」

と、いう意見です。
ハイヒールを脱ぎ、サンダル履きになる事は外反母趾にとってはとても良い事です。
ですが、その時あなたはストッキングまでも脱いでしまいますか?

おそらく社内でそこまでしている女性は少ないと思います。

ストッキングが会社での必需品である以上、それをやめる訳にはいかないと思います。

けれど、足を細く見せたいからとサポート力の強い、ストッキングを毎日はき続ける事は避けてください。

たまには安物のゆったりしたストッキングを着用する、そういった対処が外反母趾を防ぐ事に大きくつながるのです。

足裏マッサージ

通勤・通学・スポーツなどで立ち姿勢が多い方、販売職で立ちっぱなしの方、歩くことが多い営業職などの方は、足裏の筋肉がこわばり、すねやふくらはぎも固くなります。

疲労がたまるので、足やふくらはぎの痛みが増し、脚がつることなども良くあるのではないでしょうか?

この状態が長く続くと、体のバランスがくずれ、外反母趾やその他の関節、筋肉の障害をおこす原因となります。

予防や改善のため、外反母趾の矯正効果を促すにも足裏のマッサージは大変重要となります。

足裏マッサージは、足指の付け根から土踏まずをもみほぐしたり、指圧で足底筋の固い部分をほぐし、足の疲れを回復しましょう。


足裏マッサージで外反母趾予防


足には様々なツボがあり、足の裏のタテ3分の1くらいの位置のほぼ中央にある涌泉というツボは足の疲れにとても効果的ですが、意識してツボを探さなくてもかまいません。

マッサージをして気持ちが良いと思える場所であれば、それでOK。

足裏はほとんどがツボなのですからお好きな場所を揉みほぐすだけで充分な効果を発揮します。


手で行うマッサージが上手にできない方には専用マッサージ機を利用するのもお勧めです。

中には外反母趾矯正マッサージコースなどがはじめから組み込まれているものなどもあります。

またお風呂上りにテレビを見ながら、家族と向かい合ってお互いの足裏をマッサージする方法もいいですね。家庭円満にもつながるし、疲れもとれて一石二鳥です。


また、多少の贅沢をしたい場合は専門のマッサージ師さんに頼むのも良いですね。

充分な時間を使ってたっぷりとマッサージをしてもらえば、外反母趾の予防はもちろん日ごろの疲れやストレスまでもが癒され、気分も最適なものとなるでしょう

外反母趾とサプリメント

外反母趾に効果を示す特別な栄養素というものは、取り立ててないように思います。

なんでもバランスよく健康的に摂取する・・・それが外反母趾にとっては一番の栄養ともなりそうですが、痛みを和らげる効果のある栄養素というものは、いくつかありますので外反母趾や外反母趾が原因で起こる腰痛、ひざ痛などの痛みを緩和したい際、またそういった痛みに発展させない予防薬として、そういったサプリメントを取り入れるのも一つの解決策になるのでは?と思います。

痛みがひどい時にきく栄養素とはコンドロイチン硫酸を多量に含むサメ軟骨抽出物を主成分にグルコサミン、 MSM 、デビルズクロー、さらにヒアルロン酸を含むヒアロコラーゲンを配合した栄養補助食品などがあげられます。


■グルコサミン・・・カニやエビなどの甲殻類のキチンに多く含まれる

■MSM・・・有機イオウ化合物でふしぶしの健康、更に毎日の健康維持などに役立つ

■サメ軟骨抽出物・・・フカヒレなどの部位から抽出物され、たんぱく質が多くムコ多糖体が豊富に含まれている。

■デビルズクローエキス・・・南アフリカの砂漠に生育するゴマ科の植物で原住民が痛みに使用していたもの。

■鶏冠抽出物(ヒアロコラーゲン)・・・コラーゲンの補給により軟骨のコラーゲンの減少を抑える。

但し、これらを摂取するに当たっては、かかりつけのお医者様にきちんと相談してから、摂取するようにしましょう。

特に薬物治療を行っている場合などは、自己判断でのサプリメントの摂取は禁物です。
使用している薬の効果を半減してしまう場合もありますので充分注意しましょう。


2007年09月24日

サンダルやスリッパが脱げないように指上げ歩き

外反母趾の原因はハイヒールや先の細い靴を履くからだと思っていませんか?

しかし、一概にそうとは言い切れないのです。

なぜなら、最近はハイヒール等を履かない小中学生の女子にも外反母趾が多く見受けられるからです。

また過去において、ハイヒール等を履いたことがない農村の人々であっても外反母趾の女性が少数ではありますがいました。

これらのことからも分かるように、「先の細い靴が足の指を圧迫するから外反母趾になる」とは言い切れないのです。

靴は確かに外反母趾を起こしやすいですが、最大の原因ではありません。


本当の原因は、ハイヒールやパンプスなど靴が脱げないように無意識に足指を上げるように縮め、靴の内側に引っ掛けてしまうことだったのです。

足首にベルトのないヒールの高い靴って、歩いているときに脱げやすいですよね。

急いで歩こうとしたときに、靴が脱げてしまったことがあるという方も多いのではないでしょうか?


また、普段ハイヒールを履かない方は、スリッパならイメージがわくかもしれません。

スリッパで階段を上がろうとしたときに、スリッパが脱げてしまった事はありませんか?

そしてスリッパが脱げないように、一生懸命スリッパに足指で押さえつけてあがった経験はありませんか?

その歩き方が、まさに指上げ歩きなのです。

このような指を靴に引っ掛けた歩き方をすることによって、足裏の筋肉が使われず、次第に親指が曲がり、更に指が上がることで親指の付け根を強く打ち付ける歩き方をしてしまうため、骨が出っ張って外反母趾になってしまうのです。以上をまとめると次のようになります。


外反母趾を引き起こす指上げ歩きの正体とは・・・

靴やスリッパが脱げないように足指を一生懸命上げるように縮めてしまう動作にある。

皆さんも、自分の歩き方を意識してみましょう。足指を靴の上側に押し付けていたら要注意ですよ!

外反母趾用ストッキング

それでもどうしても仕事柄ハイヒールをかかせない女性というのも多くいる事でしょう。

「外反母趾になるのが嫌だからヒールは履きません」

そういってまかり通るものなら良いのですが、職場ではそんな意見は聞き入れてもらえないのがほとんどですね。


そんな場合、たよりになるのが外反母趾用ストッキングです。

市販の外反母趾用ストッキングは足裏のバランスを整え、正しい歩行を行える事で足自体をもスリムへと導くと女性に大変人気があります。

親指付近にはパッドが取り付けられ、親指のつけ根にかかる圧力を分散し、パンプスやフローリングの衝撃からも足を守ってくれます。

通常使用されているパットは、衝撃吸収力と圧力分散性能に優れた人工筋肉がほとんどです。

抗菌・防臭力もあり、汗や汚れから出る嫌なニオイをカットします。あたりが非常にソフトで、パンプスやフローリングの衝撃から足をすみやかに守ってくれます。


また、中足部が締めてあるので横アーチが再生され、しっかり足指を使った正しい歩行が可能です。

正しい歩行をする事により、足首・ふくらはぎ・太ももへの過剰な負担を軽減してくれます。

これらを用いる事でむくみのない、すっきりスリムな脚をサポートすると共に軽い外反母趾・内反小趾も防いてくれるというのですから利用しない手はないですね。

超薄型の為パンプスでも違和感なく履けるという事で外反母趾になりやすい販売員さんなどでは常用している人がとても多いのだとか・・・。
但しなってしまった外反母趾を治療する力はありませんので、あくまでも予防として取り入れるものと考えてください。

2007年09月25日

歩き方の指導は10歳までに

外反母趾と歩き方に綿密な関係がある事はすでにお話しましたが、では自分の歩き方のクセを知って、あなたはそれをすぐ改善する事ができますか?

「解ってはいるけれど、なかなか直せなくて」
「気がつくと元の歩き方に戻ってしまってるんです」

そういう方も大変多くいらっしゃると思います。

長年歩き続けた方法、それが悪いと解ったところで正しい歩行法に変えるのは、とても時間がかかり困難を有します。

もともと、足の形は十代までに発達し、十代後半に完成していきます。

この段階で正常に発達させていくことで大人の体へとバランスよく成長していくことができるのです。


子供のころに身についた悪い癖の歩き方が成人したときに外反母趾などの足の変形や痛み、肩こり、腰痛、頭痛などの全身症状を引き起こすことになります。

歩き方は10歳までに体せ覚え、思春期に完成され、自分の歩き方が確立されます。

子供に特徴的にみられる症状に成長痛と呼ばれるものがあります。

特定に原因がないのに、夜寝ているときに足に痛みが起こるものです。

くり返し成長痛を起こす子供の足を診ると、足の形が変形していたり、合わない靴をはいていたり、バランスの悪い歩き方をしていたりすることが確認できます。


成長期の子供の足は軟骨成分が多く、どうしても変形しやすい傾向にあるのです。

子供のころからきちんと合う靴をはき、バランスのとれた姿勢や歩き方を心がけることが重要です。

子供の成長痛を確認し、靴の減りなどを常にチェックして、正しい歩き方をきちんと指導してあげましょう。

2007年10月01日

外反母趾防止体操

足の形というのは、意外と変わりやすく、骨格形成が完成している大人でも、足を動かすことによってその形は変わってきます。

特に女性の足は変わりやすく、足がやわらかい人、かたい人がいます。

ですので、有効的な運動をすれば、足の形も変わり、外反母趾を改善予防することもできるのです。


■つま先立ち体操
足のアーチの崩れを防ぐことができます。
裸足になって床にまっすぐ立ち、体を支えるためにイスなどの背もたれを持って、つま先立ちをします。
20回1セットで、3セットを毎日行います。足指から、足全体が鍛えられます。


■タオル寄せ運動
床にタオルやスカーフ、ハンカチなどをおいて、イスに座ります。どちらかの足の指、5本を使って、自分のところへ持ってきます。
足指でつかんで持ち上げ、そのままの徐値で15秒静止します。
できたら、もう片方の足でも行います。
それぞれ2〜3回繰り返します。この運動によって、指のつけ根の筋肉を鍛え、足のアーチの崩れを予防することができます。


■足指じゃんけん
裸足になって、床に長座します。
左右それぞれでじゃんけんをします。
グーチョキパーをリズミカルに出す運動を毎日5分ずつ行います。
入浴時に自分一人で運動として行うほか、家族で遊びながらやってみるのも良いでしょう。

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