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2007年08月 アーカイブ

2007年08月24日

外反母趾とは

ヒールの履き過ぎで外反母趾になったという話は良く聞きますが、では実際のところ外反母趾とはどういった病状の事をいうのでしょうか?

外反母趾とは親指が足の外側、つまり小指の方向へ曲がってしまう骨の病気で、ひどい場合は第2指(人差し指)、第3指(中指)の上に重なったり、下へもぐり込んだりしてしまう状態の事をいいます。


また外反母趾とは上記のように外形が変形してしまうだけでなく、母指の付け根の関節が脱臼して突出し、激しく痛むことがあるやっかいな病気です。

加えてその部分が靴などでこすられ、 皮膚が炎症を起こして化膿するようなことになると、うずいて夜も眠れなくなるほどの痛みが伴います。

この症状をバニオンといいます。


外反母趾の原因


このような外反母趾になる原因いったいどこにあるのでしょうか?

ひとつには現代人に歩く機会が減った事があげられています。また、おしゃればかりに優先順位がついてしまい、歩くことをよく考えた靴を履く事が少ないという事も関係しているのだと言われています。

従って外反母趾は、決して生まれつきのものではなく、後天的に変形させられてしまったものなのです。

確か に生まれつき外反母趾になりやすい足の骨格というのがあるようですが、これからも対応次第で正常な骨格に回復する事が出来るといいます。


本人の足はひどい外反母趾なのですが、痛みがないのをいいことに、歩くことに適している深めのひも靴などを頑として受け付けず、ヒールが5cm以上あるものや、細身のパンプス系を好まれる女性が沢山いらっしゃいます。

しかし、外反母趾は痛みがなくても変形はどんどん進んでいく進行性の疾患なのです。

この対応があなたの外反母趾を更にひどいものにしているのだという事を覚えておいてください。

外反母趾になる原因

外反母趾になる原因には、

@外反母趾になりやすい開張足(土踏まず部分の縦アーチに対して、足裏の指の付け根部分の横アーチが平らになった状態)の骨格を親から受け継ぐ場合

A先が細いハイヒールなどの靴を履くことによって外反母趾になる場合

B足のアーチを保つ結合組織が女性ホルモンの関係で弱くなりその結果アーチが低くなって開張足となり、 外反母趾を生じる場合

C慢性関節リウマチ、脳性小児マヒといった病気に伴って外反母趾が起こる場合

の4つが考えられます。


先端の細いハイヒールなど履いた経験もない子供たちの中にも外反母趾が見られるのは、@で述べた通り、もともと外反母趾を生じやすい足の骨格(開帳足)を持っているからだと言えます。

しかし、外反母趾そのものは後天的なものですので、そういった骨格であっても、その後の対応次第で正常に回復させる事が可能です。

ところがAのように後天的になってしまった場合はなかなか厄介です。

日本では下駄や草履を履いていた時代には、外反母趾が問題になることはありませんでした。

このような履物の問題と同時に、アスファルトなど現代の床や地面がとても硬くなったことが、足へ悪影響を及ぼし、外反母趾を起こす大きな原因となっているのです。


また、外反母趾の男女の発生比率は1対10で圧倒的に女性が多いとされています。

これは靴のせいだけではなく、Bで述べた女性ホルモンが関係しているのです。
女性が初潮を迎える13〜14歳頃と、閉経を迎える40歳代後半から 50歳代にかけてのこの2つの時期に外反母趾が非常に多く発生するといわれています。

そしてCのような病気が外反母趾を引き起こす事もあります。


このような様々な原因が関係している外反母趾ですが、やはり一番大きな原因としては開張足によって親指側の中足骨(指の骨から甲部分の骨との間にある並列した5本の骨のこと)が内反(内側に曲がる)することであると考えられています。

外反母趾の進行状況

なんとなく、足の形がいびつになったような・・・?

そう思っているうちにいつしか、重度の外反母趾になってしまったという方もいるのではないでしょうか?

外反母趾とはどの様に始まり、どのように進行するのか、ここでは考えてみたいと思います。


まず、母趾(親指)が他の4本の指と平行に曲がって(外反)くるのが第一の状態です。

その後、それらの指が脱臼し、ものすごい痛みに襲われます。この時の痛みは相当なもので、夜も眠れない程になる人が大半です。

ところが、脱臼が完了して、暫くたつと靴などの圧迫による痛みは残りますが、外反母趾そのものの痛みは消えてしまいます。つまり、靴を脱げばスッキリするのでついつい放置してしまう人が多いのです。

しかし、実はこの時期にも変形はどんどん進んでいるのです。


さらに外反母趾が進むと...


更に変形が進むと、外反母趾は今度は外側に反転し始めます。反転した母趾は第2趾(人差し指)の上に乗る場合が多く、母趾が上に乗って押された第2趾は靴との摩擦で生じたタコに悩まされることになるのです。

歩く時には母趾で地面をしっかりと蹴ることがとても重要なポイントですが、外反した母趾は地面を蹴る動作が出来ず、代わりに母趾の付け根で蹴ることになります。

このため、母趾の付け根には大きなタコが出来てしまいます。


このタコの痛みや母趾の痛みを避けるため に、歩く時はどうしても母趾側を浮かすので、足の外側に荷重がかかります。

これによって足の外側が変形すると同時に開張足がますますひどくなり、中足骨(指の骨から甲部分の骨との 間にある、並列した5本の骨)が一層広がってしまうのです。


以上が外反母趾の進行過程ですが、脱臼後、痛みが減った段階で変形がストップするようにきちんとした医師の指導のもとリハビリなどを始めることをお勧めします。

外反母趾の改善方法

外反母趾は「保存療法」で対処することをお勧めします。

これは数ヶ月から一年と時間はかかりますが、人間の治癒能力を生かした、より自然な治療方法です。

大半の外反母趾はこの「保存療法」でかなりの改善が出来るといわれています。

外反母趾の「保存療法」は、@足の運動、A歩き方を変える、B装具を使う、C靴を変えるの4点からなります。


@足の運動
1)じゃんけんのパーのように足の指を大きく広げる運動、骨と骨との間の靭帯を強化し、横アーチを形成するのに有効な運動です。

 2)足の指でタオルなどをつまみ上げる運動、つまみ上げる時に中足骨が丸い橋の形になって、足底にくぼみが出来ます。これも横アーチの形成に有効です。
 この二つの運動を数分間でもいいから毎日続けるのが効果的です。


A歩き方を変える
 かかとからしっかり着地し、そのかかとに体重を乗せることで前足部への負担を軽くするのがポイントです。


B装具を使う
 足の横のアーチ形成を助ける中足骨パッドを靴に装着するのが適切です。
ただし、信頼出来る補正技術を持った人に依頼することが大事です。
外反母趾の初期段階なら、足の指の間にガーゼなどを挟む方法も良いでしょう。


C靴を変える
これも非常に大切なことで、鼻緒のあるサンダルなどがもっとも効果的なのですが、仕事履きではそうもいかないと思います。
ですので、母趾が外側に曲がらないような、出来るだけ内側にふくらんでいるような靴、ヒールの高さが3センチ以下の靴を選ぶことが大切です。


以上が外反母趾の「保存療法」です。どれもそんなに難しいことではありません。
根気良く続けることがコツで す。

外反母趾になると

外反母趾になるとたしかに、足が変形していてかっこは悪い・・・けれど靴を履いていれば目立たないし、痛みもないから・・・と外反母趾になりつつある足をそのまま放置している人はいませんか?


また、販売職などの女性の中には、ヒールを履くのも仕事のうちだから外反母趾は当たり前と、この状況をかなり軽く見ている人も多いように思います。

けれど、この外反母趾が引き起こす様々な症状を考えれば、外反母趾を軽くみる事は決してしてはならない事です。


足は第2の心臓というくらい大切な部分なのです。

外反母趾になると足裏に適切な荷重分布が困難となり足に痛みが発生し、その痛い足を補う歩行になる為、姿勢が悪くなります。男女の共通の症状として上げられるのは、背骨の歪み、骨盤のずれによる頭痛・腰痛等があり、これらの状態が身体に様々な悪影響を引き起こします。


外反母趾をほっておくと...


また女性は、この外反母趾が原因で女性特有の悪い症状が浮き彫りになってしまうのです。

心臓より足先にまで回った血液は、足の歩行によりポンプのように心臓に押し戻されるのが通常ですが、外反母趾による痛みの為、十分に足を踏み切ることが出来ず、完全に血液が巡回しない場合、果たしてどうなるでしょうか?

このような場合、血液の循環が悪くなり、女性特有の症状、そう、冷え性に悩まされる可能性がとても高くなるのです。


外反母趾による冷え性・・・その結果、女性は数多くの症状を勃発させてしまいます。

それは生理痛や排卵日・オリモノ分布の不安定、不妊症、肌の衰え、ニキビ、シワ、シミ、加齢など、数えれば切りが無いほどあげられてしまうのです。

今後も美しく、若く健康でいたい女性たちは、たかが外反母趾!と侮ることは決してしてはなりません。その為にも早期的な治療を実践していく事がもっとも好ましいといえる訳です。

外反母趾の種類

一般的に外反母趾はその症状によって5つの種類に分類する事ができます。

詳しく見るとその病態はそれぞれはっきりと異なり、生活環境や歩き方の癖、その人の先天的(骨格的)特徴、あるいは病的要素などによって個人差が出てくるのです。

外反母趾はこの5種類に分類していかないと本当のことが分からないばかりか、良い治療効果をあげることができません。

自分が外反母趾と気付いたら、まず最初にどのパターンにあてはまるか照らし合わせて下さい。


外反母趾の5種類のパターン

@ 靭帯性外反母趾
足先の横幅(横アーチ)を支えている横中足靭帯(中足関節)が伸びたり、緩んでしまい親指が小指側に曲がるもの。


A 仮骨性外反母趾
親指の付け根の骨だけが異常に出っ張り、曲がったように見えるもの。


B 混合性外反母趾
靭帯性外反母趾と仮骨性外反母趾が合併したもの


C ハンマートゥ性外反母趾
生まれつき指がハンマーのように縮こまっていたり、上を向きすぎていたりする要素がある人に起こりやすいもの。


D 病変性外反母趾
病的要素(リュウマチ、へバーデン結節)や事故、ケガが加わり著しい変形や脱臼を伴っているもの。


子供の外反母趾

「うちの子、足が曲がっているようなのですが・・・外反母趾ですか?」

「子供の足の形が変なので、外反母趾防止グッズを購入しました。」

5歳にも満たない子供を捕まえて、そうあせるお母さんたちがいらっしゃいます。

幼児(10歳以下の子供)の外反母趾は、非常に珍しいものです。


そのため、お母様の個人的なシロウト判断ではなく、まずは専門家の正しい診断が大切になります。

成長段階の子供の足は、どこかいびつな場合があるのがほとんどです。

それなのに、ひどく神経質にそれを気にして、足に合わない靴を無理やり履かせてみたり、
矯正グッズをむやみに使用したのであっては、それでは昔の中国で行った纏足(テンソク)と、なんら変わりがありません。これではよけい足の形を悪くしてしまう可能性も充分にあります。


外反母趾の子供?


10歳以下の子供には、靴による外反母趾はほとんどなく、親指が本当に曲がっているとすれば、症候性の外反母趾といって、なにか別の病気による外反母趾をまず考えなければなりません。

この場合、一番多いのは先天性の奇形です。但しその場合には、足の指の変形だけではなく、他の骨格も奇形を伴っていることが多く、生まれたときから多かれ少なかれ変形があることが特徴です。


また、脳性小児麻痺など、筋肉の麻痺を起こす病気では、その結果として、外反母趾を起こすことがあります。

いずれにしても専門的な診断と治療が必要ですので、子供の足に異常を感じるのであれば、シロウト判断や治療はせずに、すぐに整形外科などで診断してもらうようにしましょう。

初めての子育てで少しの異常も、とても気になってしまうお母さん

それも愛情ゆえの出来事なので仕方のない事ですが、あくまでも誤った判断をしないよう注意してくださいね。

外反母趾治療の靴選びのポイント

靴による保存療法は、外反母趾を予防する靴が、保存療法の靴の基本になります。その上で外反母趾による痛みを靴で治療するのです。

良くある事ですが、外反母趾で親指の付け根が靴に当たって痛いからといって、ただ幅の広い靴を買うのは間違いです。

一時的には、痛みが減りますが、長期的に見ると、かえって変形を強くしてしまいます。
痛くないと、油断して、足が広がってしまい、外反母趾がひどくなることも、少なくないのです。


外反母趾を治療する靴は、次のポイントを兼ね備えていなければなりません。

@ 外反母趾を予防する靴としての、基本的な条件に合っている。
A 痛い場所が押されないように改良されている。
B 中足骨頭の中枢部で中足骨が横に広がらないように、横アーチ、縦アーチが下がらないように、しっかり支持されている。


外反母趾用の靴はどこで購入する?


では、実際、このような靴をどこで購入すればよいのでしょうか?

シロウト目でみたのであっては、果たしてその靴が本当に適切であるのか否かの判断はつきかねません。

そんな場合、大型靴店や医療用の靴屋さん、外反母趾用の靴の専門店などで相談をしながら購入するのがもっとも好ましいといえます。

この場合、たいていの店舗では、素足になって各自のフットプリントを採ってくれます。

このデータからあなたの足の特徴、サイズ、足裏の圧のかかり具合が分かるのです。


また特殊な器具を使って骨盤が水平かどうかなども調べ、左右の脚の長さの違いなどを測定し、足部や膝、腰に負担が掛かからない最適な靴を選んでくれます。

また、それでもしっくりしたものがない場合はお値段は多少かかりますが、あなた専用の靴をオーダーする方法も取れますので、試してみるのも良いでしょう。

外反母趾治療靴を自分で選ぶ方法

外反母趾を治療するための靴を購入したいが、近くになかなか専門店がない...

そのような場合、どうしたらよいのでしょうか?

それにはまず、足の親指が曲がっていないと仮定して、合った靴をご自身で探す事が大切です。
靴の専門店で足を計測してもらい、合うはずの靴を出してもらいましょう。その時に、足の親指の付け根が十分覆われ、親指の付け根の部分に縫い目や縁がこない靴を頼んでください。

外反母趾の人は、痛くない靴を選ぶと必ず広すぎる靴になりますし、本来の足に合った靴を選べば親指の付け根が当たって痛みます。

そこで、本来の足に合った靴が見つかったら、親指の付け根の出っぱりに当たる部位で靴の革を伸ばし、膨らませます。これには、以下の三つの方法があります。


@ 買った靴屋で、親指の付け根が当たるところを球環挟(きゅうかんばさみ)またはシュースプレッダーという、「やっとこ」の大きな形をした器具で押し広げてもらいます。
しっかりと、当たる部分をよく確認して広げてもらいます。


A シューストレッチャーを使って靴を広げます。シューストレッチャーは、靴の中に木型を入れて、バネやねじの力で靴の中から革を広げ、靴の型くずれを防ぐ器具です。
この木型の、指の付け根に相当する部位に、孔を開け、ダボと呼ばれる、半球型の木製の出っぱりをはめ込み、シューストレッチャーを靴に入れ、ねじで広げると、ダボが革を押し広げます。


B 革の軟化剤のスプレーです。靴を球環挟やシューストレッチャーで膨らませても、足の出っぱりとは微妙に違います。
ですから、最後は、外反母趾を考えて自分の足に合わせるしかありません。
靴をはいた上から当たる部分にスプレーすると、体温で暖められた革が、足に合わせて伸びてきます。そうすれば、足に靴がぴったり合うのです。

外反母趾の治療器具・・・痛みを和らげるグッズ

外反母趾の装具療法は、痛みをやわらげるパッチなどのグッズ、矯正用装具、足底板の三つに大別されます。

最近は、痛みをやわらげるいろいろなフットケア用品が市販されています。

外反母趾用として売り出されている商品はもちろんのこと、タコや、魚の目のためのスポンジやシリコンラバーでできたドーナツ状のクッションなどでも、外反母趾に使用する事が可能です。

この場合、これらのグッズを使用するのなら、親指の付け根の出っぱり部分に貼りつけるのがもっとも効果的です。


外反母趾でクッションが使われるのは、親指の付け根の内側の出っぱり部分だけでなく、変形を起こした指の第2関節の背側、内反小趾の小指の爪の外側、付け根の外側などにも利用した方が良いでしょう。

それらの部分に使用するクッションやパッチなどの商品はそれぞれ特殊な形をしたり、材質に工夫を凝らしたりした状態で様々なショップなどで多様に販売されています。自分の状態に応じて適切なグッズを購入しるようにしてください。

こういったグッスを使用する事でかなり外反母趾の状態が緩和される筈です。


ただし、こういったグッズを使用する場合、靴を広げておかないとクッションを当てた分だけ靴がきつくなり、かえって痛みが増します。

そのため、これらのグッズを使うときには靴のゆとりに十分気をつけてください。

足底板でも同じですが、靴の中に入れて使うときには、きついとかえって痛みが増してしまい、外反母趾をひどくしてしまう場合がありますので、日常、靴をはく際、なんらかのグッズを用いるのなら、それらの器具を装着した状態で、靴屋さんでも靴選びをする方が賢明ですね。

外反母趾の治療器具・・・矯正用装具

外反母趾の矯正用装具として、靴の中に入る装具も、いろいろ市販されています。

多くは伸縮性ベルトで、親指を親指の付け根の内側に向けて引っ張る装具です。

しかし、これには致命的ともいえる、欠点があります。

一つは伸縮性ベルトの矯正力が弱く、靴の圧迫力や体重、筋力に対抗するにはほど遠い矯正力しか、発揮できないことです。


二つ目は、伸縮性ベルトの牽引方向が、親指と平行に近いので、矯正力となる横方向に働く力が小さいことです。

そのため、十分な矯正力を得ようとすると、過大な軸圧が付け根の関節にかかってしまいます。

外反母趾が進行する靴を履いて歩行する間にも、矯正力を維持しよう、という考えはいいのですが、現実には靴の中ではほとんど役立っていません。

またこの装具を使って満足し、ハイヒールを履き続けて外反母趾をひどくする人が多くいるので、注意が必要です。


また、最近では、いわゆる開張足、横アーチの破綻が外反母趾の原因であるという事から中足部を広がらないように締め付ける、サポーターを追加した装具が出回っています。

この装具も椅子に座っている分には、広がった足がせばまりスマートになります。

しかし、立って、足に体重をかければすぐに広がってしまい、効果があまりありません。

広がらないほどのサポーターを履けばあっという間に足先がむくんでしまいます。

もちろん、非伸縮性のベルトで締めれば、荷重をかけても広がらず効果的です。

しかし、幅の狭いきつい靴を履くのと同じことですから、長時間つけるのは辛いことです。


また伸縮性のサポーターは、サポーターや装具に使われている材質の伸縮性が、簡単に手で伸ばせる程度ですから、体重に抵抗して、足の幅を維持する効果はあまり期待できません。

いずれにしても、外反母趾では足の親指の付け根の内側が靴に当たって炎症を起こし痛いので、足の幅を抑えるのに一番効果的な指の付け根を押さえることができません。

外反母趾の治療器具・・・足底板

外反母趾の人は、足の縦、横のアーチが崩れ、扁平足、開張足になります。

またその逆もあります。つまり外反母趾が扁平足、開張足の原因となり、また扁平足、開張足が外反母趾を悪化させるということです。

したがって、外反母趾の人に扁平足、開張足の症状が起これば、対症的にも治療する必要が出てきます。

そのための足底板、足底挿板と呼ばれる足の下に敷く装具があります。


全体として、内側、外側に傾斜をつけて下肢の荷重軸を変えたり、部分的に盛り上げて足を押し上げたり、逆に一部を凹ませて圧迫を減らしたりします。

気をつけなくてはならないのは、靴の大きさと深さです。大きすぎる靴を買ってしまったとき、中敷きを敷いてサイズを調節します。

この中敷きと同じように足底板を靴に入れると靴は小さくなり、きつくて痛む原因になります。足底板は、簡単な構造なので安易な治療法に思えます。

しかし、体重の反力を利用した治療器具ですから体重と同じ強い力で矯正するので、調節は微妙で細心の注意を必要とします。


すべての靴に足底版を


これらの足底板を使用する場合はやはり靴と合わせての注文が一番理想的な方法となるでしょう。

但し、どんな場面でも常に同じ靴を履いているという訳にもいきません。

ゴルフに参加するのであれば、ゴルフ用の、会社に行くのであれば会社用の、休日は休日用の靴を、たとえ外反母趾をわずらっていても履きたいのが通常の思いです。

その場合は、今まではスペースがなく、足底板が装着できなかった靴にも装着可能な薄型タイプの足底板なども現在では発売されており、パンプス、スニーカー、ゴルフシューズ、ビジネスシューズと幅広く活用できるとの事です。


またこのタイプであれば靴下の中に入れて、室内用としても使用する事もできますので、自分にあったものを一つ常備しておくととても便利ですね。

外反母趾の治療・・・運動療法

外反母趾治療のための運動療法は、本来その関節を動かす筋肉で関節を動かす自動運動と、それ以外の筋肉や器具、理学療法士など他人の力で関節を動かす他動運動があります。

いずれの運動でも関節の運動になりますが、他動運動では筋肉の力は増えません。

運動療法で重要なのは、親指のつけねの関節の外反位での拘縮の予防と除去、それに母趾外転筋の筋力強化です。


最も簡単な拘縮の治療は、自分の手で足の親指を内側に曲げてやることです。ひどくなると親指は、外側に曲がるばかりでなく、内旋(ないせん)といって爪が内側を向く方向に、ねじれてしまいます。

ですから、親指を内側に曲げると同時に外旋、爪が上を向くようにねじってください。


最初はリズミカルに痛くない程度にくり返して、準備運動にします。

次に力を入れて、親指をなるべく元の位置に戻し、耐えられる限度の痛みの半分ぐらいの力で5秒間、矯正位を保持してください。


外反母趾の体操 ホーマン体操

また、その他の方法としてホーマン体操という、外反母趾にとても有効であると有名な体操があるのでご紹介致します。


普通の紐でもよいのですが、できれば幅の広いゴムバンドを用意してください。両方の足の親指にかけるので、あまり小さくては指が入りませんが、あまり大きすぎると外れてしまいます。

指を輸の中に入れたとき、間が2〜3cm程度になる大きさが適当です。

用意ができたら、床に足を投げだして座ってください。両足の内側を合わせ、用意したゴムバンドを両方の足の親指にかけます。

踵を合わせたまま支点にして、足先を外側に回します。ゴムバンドが伸びて、親指を内側に引っ張るので指は内反して、矯正位に近づきます。

5〜10秒、この位置を保った後に足を戻して、ゴムバンドをゆるめます。


これを1クール30回、一日3クール行います。立って歩くだけで進行する外反母趾を少しでも食い止めるには、この運動を、毎日続けることが肝心です。

外反母趾の治療・・・薬物療法

外反母趾の治療のための薬物療法には外用、内服、注射があります。

しかし、これで外反母趾が治るわけではありません。対症療法といって痛みを抑えるだけの治療法です。

そう聞くと

「なんだ・・じゃ薬を使っても意味がないのでは?」

と、思う方も多いかもしれません。
ですが、外反母趾で親指の付け根が靴に当たると、圧迫されて痛いばかりでなく、炎症を起こし腫れて赤くなります。炎症を起こすと痛みは何倍にもなるので、薬で炎症を鎮めてやる必要があります。


薬物療法の種類

外反母趾の薬物療法の中でもっとも良く用いられるのは外用薬です。

外用薬には、塗り薬と湿布剤があります。塗り薬は有効成分を溶かし込んでいる基剤によって軟膏とクリームに大別されます。

軟膏の方が皮膚に対する刺激性が少なく、クリームの方が皮膚への浸透性に優れべとつきません。


湿布剤にも、冷湿布剤と温湿布剤の二種類があります。

湿布剤を使うのであれば、冷湿布剤でも温湿布剤でも効果は同じなので、気持ちがよく好きな方を使ってください。

塗り薬は、靴を履いたり歩いたりしても邪魔になりませんが、理想的には、一日6回ぐらいは塗らないと効果は持続しません。

その点、貼り薬は、貼っておけぱ一日ぐらい効果が持続します。
しかし、違和感があって歩いたり、靴を履くのにはもう一つです。賛沢がいえるなら、靴をはいて歩く昼間は塗り薬、寝ている問は湿布剤がよいようです。


飲み薬は、原則として使わない方がいいのですが、炎症が強く、痛みが外用薬だけでは止まらない場合には期間を限って使ったほうがいいでしょう。


また注射は、ごくまれに親指の付け根の内側を押すとジンジン指先に痛みが感じることがあるときにステロイド系の局所注射をすることがありますが、例外的なことです。

外反母趾の治療・・・手術療法

外反母趾の治療において保存療法をやっても改善がみられない場合、または、変形が強くて普通の靴を履けない場合には手術をすることになります。

外反母趾の手術は、手術の一ヶ月程度前に外来を受診して、手術を受ける意志を確認します。

この時に手術を受ける日を決め、外反母趾の手術法の簡単な説明と、麻酔法の説明や注意事項を受けます。

また看護士からも、入院に必要なもの、手続きや書類などの説明を受けるのが一般的な流れでしょう。


外反母趾の手術自体は、片足を行うのも、両足1度に行うのも支障はありません。

両足の場合は、麻酔は1回で済みますし、入院や治る期間も少しは長くなりますが倍にはなりません。

また、痛さのも倍にはならないので、2回痛い思いをするよりよいでしょう。ただ、手術後2、3週間の不自由さは大きく違います。


外反母趾の手術後


片足ずつ手術するならば、外反母趾の手術の翌日から松葉杖で、歩行が開始できます。

手術しない方の足で、体重を支えられますから、松葉杖をつけば、歩くのにさほどの支障はありません。

手術した方の足も、踵はついて構わないので、松葉杖をついて歩くのにさほどの練習はいりません。


両足だとそうはいきません。
手術の歩行の時、どちらかの足が一方の足を助ける、というわけにはいかないので、両方とも踵だけで立つことになります。

踵だけついて足先を持ち上げるというのは、結構疲れて大変ですし、重心が後ろに行ってしまい、松葉杖をついたとしても最初は立つことさえ、おぼつかないのです。

そのために両足を一度に手術するなら術後2、3週間入院するか、自宅で介助してくれる人が必要になるでしょう。

外反母趾の治療・・・手術後の傷跡

外反母趾が治ったら、かわいいサンダルやヒールを履いて、ペティギアのおしゃれを楽しみたい。

手術が決定したのであれば、その後は治った時の夢を思い描くのはとても良い事です。

ですが、残念な事に手術をして外反母趾は治っても、あなたの足が外反母趾になる前のきれいな足に戻るとは言い切れません。


外反母趾の手術の傷痕は一人一人違います。

一年もしないうちに、どこを切ったのかなと解らなくなるぐらいきれいに回復する場合から、ケロイドになって何年も跡が残る場合もあります。

この結果はその人の体質のよって様々で、それは、手術をしてみなければ分らないとしかいいようがありません。


もともと、簡単な擦り傷や切り傷の痕が盛り上がったり、色素が沈着して黒ずむ人は、それだけ傷も残りやすいタイプですので、術後きれいに跡が消える事はあまり期待しない方が賢明です。


傷跡は根気良く!


いずれにしても、外反母趾の手術後6ヶ月頃が一番、傷痕の目立つ頃です。

この後、少しずつ傷跡は薄くなっていき、手術後三年ぐらいまでは改善していきます。


傷痕がケロイドになってしまった場合には、絆創膏や医療用のスポンジで盛り上がったケロイドを押さえる方法もあります。

傷痕が広がるのがいやな人は抜糸が済んだ後も、2、3ヶ月サージカルテープという刺激性の少ない絆創膏で傷痕をカバーするといいでしょう。


こういった傷跡に対しては、医者の了見などでもかなり食い違ってくる可能性がありますので、出来るだけ傷跡を残したくないと考えている場合は、事前にその旨を充分に医師に伝え、できる限りの対処をお願いしておいた方が良いでしょう。


また傷跡が残ってしまったと悲しむよりもつらい外反母趾から開放された喜びを重要視しメンタル面でも明るさを持つ事が大切です。

外反母趾を防ぐ正しい歩き方

外反母趾を防ぐ正しい歩き方とは

■かかとの高いハイヒールをやめる
■「指上げ歩き」をしない
■踵を地面に着けて、足の裏全体を地面につけて歩く。
■大股で歩く

外反母趾を防ぐ為のある程度の歩き方は皆さんもお解かり頂けたと思います。

では、実際、それらをどのようにして実践していけばいいのか、ここでは具体的な方法をご紹介いたしましょう。


@かかとからだけ着地するのではなく、(かかと)、(小指の付け根)、(親指)の3点が同時に着地して受け身が取れるように意識して歩く。                        
例:踵50%、小指の付け根25%、親指25%、
※前後のバランスを整える効果が上がります。


A歩幅は無理に大きくするのではなく、3点歩行ができるスピードで自分に合った歩幅を覚え、一直線上を体が揺れないように歩く。
※左右のバランスを整える効果があがります。


B膝を伸ばし切って歩くのではなく、膝を上げて、上下リズミカルに歩く。
特に膝を伸ばし、かかとから着地すると膝を痛めるので注意する。
(膝の障害を起こす人が激増)歩行運動の中心は膝。
※上下のバランスを整える効果があがります。


C専用靴下やテーピングで足裏のバランスを整え、足指を地面に接地させて歩き、衝撃とねじれが身体に伝わらないようにする。
※過剰な衝撃と必要以上のねじれを吸収する効果があがります。


D足に合ったよい靴を選ぶ。特に衝撃とねじれを吸収する構造になっている靴で早歩きする。
※歩行条件・足の安定を守る効果があり、運動能力が高まります。

外反母趾で大根足に

外反母趾は筋肉の衰え、冷え性、内臓の衰えなど様々な病気を運んでくる原因のひとつと言われていますが、女性がもっとも気にするプロポーションにもひどく悪影響を及ぼしてしまうものとなっています。

脚が太くなる大きな原因のひとつに足裏の不安定があげられます。

特に外反母趾を患っていたり、知らず知らずのうちに指上げ歩き(足指が地面に接地しない歩き方)を続けていると足指がどんどん衰え、歩く時つまづかないようにと無意識のうちに足先を上げるとか、足指を縮こませるような悪い癖が自然と身についてしまうのです。


この歩き方は「力学的」に、すね、ふくらはぎへ余分な負担をかけ、さらに蹴り出す時足先は外方向へ流れ、筋肉も外側にはみ出したように発達してしまいます。

そして筋肉は疲労を防ぐ作用も働き、脂肪も蓄積し、ひどい人の場合は力こぶのようにすねとふくらはぎの筋肉が盛り上がっています。

これではどんなにダイエットに励んでもエステティックサロンで足のマッサージケアを施しても、きれいな足をキープしておくことは不可能です。

少しでも足をきれいに見せたいとヒールの高い靴ばかりはいていた結果、外反母趾を患って、ますます太く、醜いコンプレックスだらけの足になってしまうのはこのうえなく皮肉なものですね。


また、最近の若い女性は、身体の割りに足が太いとも言われています。

これは外反母趾に限らず、指上げ歩きなどの悪い歩き方が身についているせいです。

きれいなプロポーションを保ちたいと思うのなら、まずは外反母趾をきちんと治療し、きちんとした歩き方を心がけてください。

つらいダイエットや足やせ器具にお金を掛けるより、その方が数倍もふくらはぎを細くする効果が高まるのです。

ウォーキングで不健康?

足は心臓からもっとも遠い場所。
血液やリンパも停滞しやすく、老廃物もたまりやすい場所です。「歩く」という運動は、下半身に停滞した血液や老廃物を、上に流すポンプの役割をしてくれるので、 健康を維持する上でも、非常に大切な役割を果たします。


日本のウォーキング人口は、4,000万人ともいわれています。

有酸素運動の代表としてウォーキングが健康にいい、と認知されていますし、「健康のために、歩くようにしてください」と、お医者さんに言われた方も多いのではないでしょうか。


ところが、この歩くという行為も、正しい歩き方をしていればこその効果です。

正しい歩き方を知らずにただ闇雲に歩くのであっては、逆に健康を害してしまうこともあるのです。

現代人の歩き方は重心の位置が外側寄りになっていたり、足上げ歩きになっているケースがほとんどです。

これで、どんどんウォーキングをすれば外反母趾やO脚の原因になってしまうのは無理もありませんね。


あなたの身体はどうですか?

きちんとバランスが取れた歩き方をしていますか? ためしに目かくしをして、まっすぐ歩いてみてください。目かくしをして、その場で足踏みをしたら、斜めの方角に進んでいたなんてことはないですか?

ハンドルが左に取られないように、ちゃんとハンドルを握って自転車に乗るように、 私たちの身体も、行きたい方向に進むように、身体のハンドルをしっかり握っていかなければなりません。

そのハンドルの役目、それこそが正しい歩き方、正しい足のつけ方なのですね。まずは正しい歩き方を身につける事、それから始めて身体の為のウォーキングを始めるようにしてください。

ストッキングで外反母趾?

OL生活を送っていれば、否が応でも毎日着用しなければならないのがストッキングです。

会社の中には女子社員のストッキング着用を義務付けているところも多くあり、サラリーマンにはネクタイ、OLにはストッキングがもはや常識と捉えられているのかもしれません。

ところが、このストッキングの着用で外反母趾になる恐れがあるとしたらあなたはどう思いますか?

「えっ そんなにストッキングは硬いものでもないし・・・」

まずはそういった声が聞こえる事と思います。実際、手で伸ばそうと思えば簡単に伸びるストッキングは、靴ほど足に悪影響があるとは思えないかもしれません。


ストッキングの落とし穴


しかし弱い力でも長時間締め付け続ければ、足の変形を招くのは確かなことなのです。
サポートタイプのストッキングで指先を締め付ける力が強いものは、避けた方がよいでしょう。
よく聞く言葉に

「通勤ではハイヒールを履いているけれど、社内ではサンダル履きなので外反母趾にはならないはず」

と、いう意見です。
ハイヒールを脱ぎ、サンダル履きになる事は外反母趾にとってはとても良い事です。
ですが、その時あなたはストッキングまでも脱いでしまいますか?

おそらく社内でそこまでしている女性は少ないと思います。

ストッキングが会社での必需品である以上、それをやめる訳にはいかないと思います。

けれど、足を細く見せたいからとサポート力の強い、ストッキングを毎日はき続ける事は避けてください。

たまには安物のゆったりしたストッキングを着用する、そういった対処が外反母趾を防ぐ事に大きくつながるのです。

足裏マッサージ

通勤・通学・スポーツなどで立ち姿勢が多い方、販売職で立ちっぱなしの方、歩くことが多い営業職などの方は、足裏の筋肉がこわばり、すねやふくらはぎも固くなります。

疲労がたまるので、足やふくらはぎの痛みが増し、脚がつることなども良くあるのではないでしょうか?

この状態が長く続くと、体のバランスがくずれ、外反母趾やその他の関節、筋肉の障害をおこす原因となります。

予防や改善のため、外反母趾の矯正効果を促すにも足裏のマッサージは大変重要となります。

足裏マッサージは、足指の付け根から土踏まずをもみほぐしたり、指圧で足底筋の固い部分をほぐし、足の疲れを回復しましょう。


足裏マッサージで外反母趾予防


足には様々なツボがあり、足の裏のタテ3分の1くらいの位置のほぼ中央にある涌泉というツボは足の疲れにとても効果的ですが、意識してツボを探さなくてもかまいません。

マッサージをして気持ちが良いと思える場所であれば、それでOK。

足裏はほとんどがツボなのですからお好きな場所を揉みほぐすだけで充分な効果を発揮します。


手で行うマッサージが上手にできない方には専用マッサージ機を利用するのもお勧めです。

中には外反母趾矯正マッサージコースなどがはじめから組み込まれているものなどもあります。

またお風呂上りにテレビを見ながら、家族と向かい合ってお互いの足裏をマッサージする方法もいいですね。家庭円満にもつながるし、疲れもとれて一石二鳥です。


また、多少の贅沢をしたい場合は専門のマッサージ師さんに頼むのも良いですね。

充分な時間を使ってたっぷりとマッサージをしてもらえば、外反母趾の予防はもちろん日ごろの疲れやストレスまでもが癒され、気分も最適なものとなるでしょう

外反母趾の再発

外反母趾に限らず、手術には不安はつきものですよね。
「外反母趾の手術を受ける事にしたけど本当に完治するのかしら?」
そう悩む方も実に大勢いると思います。

そこで、ある先生に質問してみると、

「結論から言うと、再発する可能性は無くはありません。 外反母趾は、健康な人でも外反母趾が始まると、次第に進んでゆく病気です。だから外反母趾手術後は靴などに充分注意をする事が大切ですね。

再発より外反母趾の矯正のしすぎも気を付けて下さい。私の考えでは、絶対に再発しないようにと考えるよりも、外反母趾手術は腹八分目、軽めに行い整形靴で対処した方が良いと思います。」

との、お答えでした。


また、外反母趾手術をすれば普通の靴が履けるようになりますか?という質問には、

「外反母趾手術前よりは履けますけど、普通通りにとは難しいところです。
外反母趾の手術後でも長く歩くためには整形靴をお勧めします。おしゃれ靴はなるべく短い時間にしましょう。」

とのお話でした。

後々のことを考えたら、外反母趾の手術後は、履く靴に十分気を付ける必要があるようです。

特に外反母趾の手術後は、手術した部分の組織が安定するまで2〜3週間はかかります。

その間は、外反母趾が再発する危険があるので、歩行や体重をかけて歩かないようにすることが必要です。

結論から言えば、外反母趾はできものを取るかの様に、手術さえすればそれでいい、というものではないという事になります。再発しない為の十分なケア、それが何よりも大切なのです。

外反母趾とサプリメント

外反母趾に効果を示す特別な栄養素というものは、取り立ててないように思います。

なんでもバランスよく健康的に摂取する・・・それが外反母趾にとっては一番の栄養ともなりそうですが、痛みを和らげる効果のある栄養素というものは、いくつかありますので外反母趾や外反母趾が原因で起こる腰痛、ひざ痛などの痛みを緩和したい際、またそういった痛みに発展させない予防薬として、そういったサプリメントを取り入れるのも一つの解決策になるのでは?と思います。

痛みがひどい時にきく栄養素とはコンドロイチン硫酸を多量に含むサメ軟骨抽出物を主成分にグルコサミン、 MSM 、デビルズクロー、さらにヒアルロン酸を含むヒアロコラーゲンを配合した栄養補助食品などがあげられます。


■グルコサミン・・・カニやエビなどの甲殻類のキチンに多く含まれる

■MSM・・・有機イオウ化合物でふしぶしの健康、更に毎日の健康維持などに役立つ

■サメ軟骨抽出物・・・フカヒレなどの部位から抽出物され、たんぱく質が多くムコ多糖体が豊富に含まれている。

■デビルズクローエキス・・・南アフリカの砂漠に生育するゴマ科の植物で原住民が痛みに使用していたもの。

■鶏冠抽出物(ヒアロコラーゲン)・・・コラーゲンの補給により軟骨のコラーゲンの減少を抑える。

但し、これらを摂取するに当たっては、かかりつけのお医者様にきちんと相談してから、摂取するようにしましょう。

特に薬物治療を行っている場合などは、自己判断でのサプリメントの摂取は禁物です。
使用している薬の効果を半減してしまう場合もありますので充分注意しましょう。


2007年08月30日

外反母趾かな?と思ったら

最近なんとなく、足の指が痛い、親指の付け根がズキズキする・・・
こんな症状が続くと

「もしかして外反母趾?」

と疑う気持ちを持つ事は誰しもあるのではないでしょうか?

けれど、雑誌や医学書で見る外反母趾の症例のようなあきらかな変形が見られないと、

「きっとちょっと足が疲れているのね・・・こんな事で病院にいく事もないか」

と、そのままにされてしまう方も多いことでしょう。


外反母趾と診断するためには、お医者さんでは、まず親指が曲がっている角度を測ります。

具体的には体重をかけた状態で足のレントゲンをとって、親指の骨の曲がった角度が15度以上だったら外反母趾と診断するのです。


ですので、ここでは家庭で簡単にできる「外反母趾度チェック」を紹介しましょう。


@白い紙を用意する

Aその上に自分の足をのせて立つ
※できればできるだけ体重をかけた状態で、親指の付け根を中心に足の前と後ろに定規を当てて線をひきます。

B分度器で、親指が曲がっている角度を測る。


以上です。

実際にはこれは骨の角度より大げさに出ますので正確ではないですが、これで、もし15度以上、もしくはそれ近くだった場合は、一度お医者さんにかかって正確な角度を測ってもらうべきかと思います。

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